高卒アラフォーサラリーマンのガンガンいこうぜ!!

高卒で転職4回。低学歴で辿り着いたトップクラスの学歴が集うハイスペ金融IT会社で働いているサラリーマンです。科学的なエビデンスがある仕事術・投資術・ダイエット・筋トレ・ライフハック に興味があり色々やってます。

アラフォーサラリーマンが定時退社を1ヶ月続けてみて気づいたこと6個

以前に、会社に1時間早く出社して気づいたことを紹介しました。
会社に早く出社するといくつかメリットがあることがわかりました。
 
 最近はぼくの会社でも裁量労働制や成果主義が導入されているので(なにが成果なのか不透明ですが)早く出社するだからダラダラ残業せずにサクッと早く帰るようしよう!と思い、1ヶ月定時退社を続けてみました。
 

古き良き日系オールドスタイルの会社で定時退社に挑戦してみた

 働き方改革、成果主義など叫ばれてる昨今ですが、ぼくの働いてる会社は典型的な日系企業のオールドスタイルの会社で、残業してがんばってる感を出してる人が管理職から好感を持たれることが多いです。
 
ぼくの会社は大手金融のITシステム会社で世間でいうユーザ系企業で、いわゆる営業職がいないスージを強く求められない牧歌的な社風なため、スージを求められないエンジニア集団の会社なので成果や評価も絶対的な指標がなく、上司からの評判やどんな案件を手がけているかなどが出世に大きく影響する感じです。
 
結果が全ての成果主義だ!と謳ってる管理職の人もいますが、定時で帰る人にいい顔はしてませんし、残業時間が少ないとがんばりが足りてないぞ!ハッパをかけてきます。
 
当然、人事評価会議では残業してがんばってる人は話題に上り評価もされやすいですね。残業が多い人は周りの人をサポートしてるとプラス要素で見られることもあり何かと残業することがメリットになる会社に勤めております。
 
そんな社風なので定時退社を続けると残業時間も少なくなり、管理職への印象も悪くなる可能性が高いですが、昨年生まれた息子の顔を1秒でも多く見たいのと、残業しなくても仕事の質を保つことに挑戦してみたくなったのでエブリデイノーザンをスローガンに定時退社を1ヶ月続けてみましたw
 
今回は定時退社をやって気づいたこと、やったことをまとめてみました!早速いってみましょう〜!
 
※ちなみに、ぼくの会社の勤務時間は9:00~17:00です。なので、定時退社は17時に帰ることです。
 
 

定時退社否定派のフォローは必須

 定時に帰る人に露骨に嫌味を言ったりする人っていますよね。自分だけいつも残業ばっかりしていて不公平だ!とか日頃のうっぷんが溜まってる人がいます。ぼくの会社にもいます。しかも、となりのチームで座席は斜め前の先輩社員…ww
 
同じチームじゃないので直接仕事の関わりはないですが、定時に退社している人にイヤミを言っているのを聞いていたので要注意人物だと気をつけてました。
そんな定時退社否定派の人にイヤミを言われたり、余計な不満をぼくの上司や同僚に言われないよう事前の根回しをしておきました。
 
根回しとはズバリ、
 
日頃からコミュニケーションをとり仲良くなっておく!
 
です。
 
ぼくの場合は斜め前の席にいる先輩社員が土日休日も出社して仕事するワーカーホリックな人で、定時退社に人一倍厳しい人で要注意人物でした。その人は社内でも少し変わったキャラで熱烈なアイドルマニア?追っかけをしてる人で、日頃から◯◯のアイドルのイベントに行ってきただの、ボーナスをアイドルのCDに注ぎ込んだとか自慢していました。ぼくは席が近いこともあり日頃からアイドルの話を聞かされてましたが、周りの人はウザがってほぼ無視してましたww
 
ぼくはこの人を要注意人物と思っていたので、敵になられると困るのでアイドル話も無視することはできず、向こうがアイドル自慢をしてきたら「へー、そうなんですかぁ」、「なるほど!ふむふむ」と受け身で話を聞いてあげたり、たまに質問をして気持ちよく話してもらってましたww
 
AKBの有名な子くらいの名前を知っている程度の知識しかないのでほとんど話についていけませんでしたが・・・
 
そんなある日転機が訪れました。いつもの通りアイドル話を聞いていると、「このあと、仕事終わりにアキバでライブ観に行くんだよねぇ」とライブの話を振られたので、「誰のライブですか?」、「どんな感じですか?」と質問してたら、なぜか一緒に行くことになり地下アイドルのライブに一緒に行っちゃいましたww
 
ライブ自体はまぁフツーな感じでしたがww、ライブ中の先輩のハッスル感がおもしろくて会社では見せない一面を垣間見てしまいました。地下アイドルのライブという共通の体験をしてからはなぜかぼくのことを気に入ってもらえて定時で帰ってもイヤミを言うこともなく、逆にイジッてくれて笑いに変えてくれる神対応です!当然、アイドル自慢話は気持ちよくなってもらうように受け身で話を聞いてあげる姿勢は続けいていますw
 
成果主義や営業職など、いつ帰っても問題ない職種や社風なら周りの目を気にする必要無いかもしれませんが、成果が指標で表せない日系企業で定時退社するためには周りの人とのコミュニケーションはかなり大事だと感じました。
 
定時退社に関係なく職場の人と仲良くなっておくことはデメリットはないですね。
 
 

定時退社の時はいつの間にか帰ってるサイレント退社が有効

普段は退社するときに「お先に失礼しま〜す」とあいさつして帰ってます。ぼくの会社は残業する人がけっこう多いので、同僚がバリバリ仕事してる中をかき分けて帰るイメージですねww
 
推測ですがいつも「お先です〜」と言われてるとアイツ仕事してるのか?とか仕事が溜まってる人からは少しは手伝ってくれよ!と悪い印象を与えてしまうリスクがあります。
 
そんな時は
 
いつの間にか帰ってるサイレント退社が有効です。
 
サイレント退社とは「お先です〜」とあいさつせずにシレッといつの間にか帰ってる退社方法です。
 
いつの間にか帰ってるので定時で帰ってることがバレず、早帰りしていることを周りの同僚に印象付けることがない退社方法です。
 
あいさつしないで帰るのは礼儀が無くて失礼かなと思いましたが、そもそも退社することに気づかれてないので周りの同僚は気にしてるそぶりは一切ないですww
 
自席デスクから退社するときは、カバンを持って帰る必要があるので同僚から「あれ?もう帰るの?」と定時退社がバレる可能性がありますwそのため、リスク回避策としてカバンを持たずに手ぶらで出社するのもいいかもしれません。書類を家に持ち帰る人もいるかもしれませんが、情報漏洩リスクがありますので思い切ってカバン断捨離してしまい手ぶら出社にしてみてはどうでしょうか。
 
ぼくは社外の打合せやセミナーに行ったりする、みんなが認知している予定を夕方に組み込み、そのまま定時くらいに直帰して帰ることも組み合わせました。そうすることで、カバンを持って出ようとしているのが社外打合せなのか定時退社なのかあやふやにしていますw
 
サイレント退社を続けてみました結果、同僚は誰も定時で帰っていたことに気づいていませんでしたので、サイレント退社はオススメです。
 
 
 

普段から自席デスクにいない忙しいキャラを印象付けておく

 サイレント退社をより効果的にするためのコンボ技として普段から、自席デスクにいないキャラを演じておくことをオススメします。
 
例えば、
・いつも社内のどこかで打合せしていている
・食堂やカフェで資料作成をしている
・お客さん先に訪問して外出が多い
 
など、なるべく自席デスクにいないキャラを印象づけてこきましょう。
 
自席にいないキャラだと、まだ社内にいるのか定時を過ぎているので退社しているのかあやふやになります。そうなってくると、サイレント退社のときにカバンを持っても外回りかな?とか勝手に想像してくれるので、誰も定時退社していることに気づきませんw コンボ技として忙しくて自席デスクにいないキャラを演じましょう。
 
自席にいないと緊急な要件やアポが入ったときに同僚が困ることがあるのではと思うかもしれませんが、そんな時のためにいつでも連絡がつくよう携帯の番号をみんなに共有しておいたり、メールチェックは小まめにするなど仕事が止まらないように工夫しておけば問題ないです。
 
ぼくは昼休みだろうが、定時退社後であろうが気にせず電話してくださいと周りに伝えていました。自席にはいませんが日頃からコミュニケーション取りやすい空気やキャラを作っておくのは大事ですね。
 
 
 
 

スケジュール管理とタイムマネジメントはキチンとやる

 定時退社するんですから定時までにしっかりと仕事を完了しておくことは大事です。
毎日、朝から定時まで一生懸命仕事することはもちろんですが、定時退社を続けるためには長期視点のスケジュール管理が重要です。
 
仕事の忙しさは山谷ありますがそこを均して仕事量をコントロールしたり、長期の仕事を細かくわけて期日管理をする。プロジェクトマネジメントの基本のキですが、キチンとやることは難しいです。
 
定時退社を始めて気づいたんですが、スケジュール管理、タイムマネジメントは定時で帰る制約があるほうが厳格に管理するようになりました。
 
今までは残業すれば納期に間に合うだろうとか甘えがあり、仕事量の見積もりがドンブリ勘定なってたことに気がつきました。定時退社を始めてるととにかく時間が少ないので仕事量に対してどれくらいの時間が必要なのか、いつやるのが妥当か真剣に考えるようになりましたww
 
メリハリを付けて仕事をしスケジュール管理とタイムマネジメントをしないといつの間にか残業時間に突入しちゃいます。定時退社すると決意すること自体がスケジュール管理とタイムマネジメントをキチンとやることに繋がりましたね。
 
 
あと、スケジュール管理をやり始めると仕事が溢れそうになる時期も把握しやすいで、事前にチームメンバーに協力を依頼する、スケジュールを調整して延ばしもらうなど調整が効きやすいですね。急な依頼だと同僚に協力してもらえずダラダラと残業することになってしまいがちですから。
 
スケジュール管理とタイムマネジメントは時間的制約があるとリアルに考えれることが気づけましたので、いつもなぜか残業してしまう人やスケジュール管理がうまくできない人は思い切って○時になったら帰ると宣言することがよい効果を生むかもしれません。
 
 

仕事の失敗は命取り。些細なミスや失敗は絶対にしてはいけない

 定時退社を続けるため定時でまでにキチンと仕事をこなすことは大事ですし、そのためにはスケジュール管理とタイムマネジメントが重要だと気づきました。それでも、やっぱり仕事で失敗やミスをする時はあります。
 
まぁ、新人の頃は失敗から学ぶことが多いのでいっぱい失敗しろとも言われますが定時退社をキメる社員は失敗やミスは許されませんww
 
その理由は定時退社否定派のストレスのハケ口となりコレでもかと攻撃されるからですw
 
 
ぼくのとなりのチームには昔から定時で帰る有名な先輩がいます。仕事をきっちりこなすデキる先輩ならいいんですが、大事なとこでポカをするダメ先輩なんですよね。
それなのに定時できっちり帰ってしまうので、周りの同僚からは煙たがられていますww
 
日頃からまわりの人のストレスがハンパないのかダメ先輩が打合せを忘れてスッポかし時には烈火のごとく責められていました…
 
社内プレゼンや資料作成でも個人的には少し分かりにくいかったなぁと思う程度の完成度だった時も、同僚から「分かりにくい!」、「説明が不十分!」、「もっと時間掛ければより良いのができたんじゃない? 」、「失敗の原因は検討、考慮時間が少ないからじゃない?」などネチネチ攻撃される先輩社員をみ気をつけないとキモに命じました。
(先輩社員の内容はそこまで追求する程、酷くは無かったんですけどね・・・)
 
定時退社をしていると定時退社否定派から自然に仕事は完璧にしてる人と勝手にイメージされていまうので、仮に仕事で大きな影響がなくても打合せをスッポかしたり、納期に遅れたりするなどわかりやすいミスは避けましょう。
 
定時退社を決意するとそれくらい緊張感が生まれるので、大事なところでミスをする人やポカをする人は定時退社をして緊張感を持った中で仕事をすることがいいかもしれませんね。
 
 
 

同僚・チームメンバーのフォローは積極的にする

定時までに自分の仕事をキチンと仕上げておくことは大前提で、自分の仕事をほったらかして帰るのはプロ失格ですよね。
 
また、チームメンバーが遅くまで残業していることが続いているのでのであれば定時退社しにくい状況になってしまいますし、チーム全体の生産性が低くなってしまします。
そんなときはチームメンバーの仕事のフォローやコミュニケーションは積極的にしましょう。チームメンバーのサポートをするためには自分の仕事を効率的にこなして余裕を作る必要があります。
 
そういう意識を持って仕事をするようになると、そもそも今やってる仕事は本当に必要なことなのか?誰の役にも立ってない仕事じゃないか?など不要な仕事を選別するようになり、本当に必要な仕事をこなしたり、逆に必要なことを再発見することができました。
 
遅くまで残っているチームメンバーに、「最近遅くまで残ってがんばってますね!」、「資料作成うまくいってる?」とか声をかけるようにすると色々な悩み相談やヘルプを頼まれることが増えました。
 
チームメンバーの仕事のヘルプをするときも本当に必要な仕事なのか?何のために今仕事をやっているのか?を一緒に考えるようになり、結果的にチームメンバー全体の生産性が高まりみんなも定時近くで帰る日も増えてきました。
 
そうすると他のチームメンバーも積極的にフォローする文化が生まれてきましたので、定時退社という時間的制約を設けることでチーム力が高まる以外な効果がありました
時間的制約って思った以上に人間の意識を変えるんだなと気づきました。
 
 

定時退社を1ヶ月続けてみた感想

 成果がスージで評価されることも無く、牧歌的なユーザ系エンジニアという職種で定時退社を続けてみました。日頃の職務態度、資料のキレイさ、説明のわかりやすさなどが評価ポイントになるので、結局は上司の気分で人事評価が決まってしまします。
 
当然、定時で帰るからと言って仕事の質を下げてはいけません。特に上司の印象を左右する仕事の質、スケジュールは大事です。
 
定時退社を始めた最初のころ上司から資料の完成度が70%くらいだとか、もっと時間を掛けて欲しいとやんわり指摘されたり拒絶反応のような感じでしたが、時間的制約の中でどこまでできるか挑戦した結果、仕事で大きなミスをすることも無く、チームメンバーの業務量も削減できチームの生産性が高まる以外な結果になりました。
 
この結果に上司も一応の好感触だったのでこれからも引き続き定時退社をキメる覚悟で仕事に打ち込んで行こうと思います。
 
 ただ、仕事を疎かにして定時退社すると職務態度がよろしくないと印象付けてしまい評価もボロボロになってしまします。
 
日系企業の多くは残業してる人ががんばってる人と見られるのはまだまだ変わらないかもしれませんので、改めて定時退社は出世に響くくらいにキケンな行為だとわかりましたw
 
そのため、1秒でも早く退社してやりたいことがあるとか出世を諦めてる人以外はそれなりにしておいたほうが無難ですww
 
会社の社風や職種によって考えはまちまちだと思いますが古き良き日系オールドスタイルのリアルな定時退社やってみたレポートでした〜!
 
 
ワーワー言うとりますがお時間です、さようなら